KATOから発売されたD51 北海道形について |鉄道模型 通販

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KATOから発売されたD51 北海道形について

2024年09月06日

D51について

現在も運行している車両、すでに引退しもう乗車することが出来ない車両等多くの車両が各メーカーから発売されております。
当店でも新幹線、私鉄等多数取り揃えておりますが、やはり人気なのは蒸気機関車です。
新幹線や私鉄のように定期的に新型車両が発表される車種ではありませんが今でも根強い人気があります。
特に初めて鉄道模型を始めるという方は、大体が蒸気機関車をご購入される方が多く人気の高さが伺えます。
各メーカーも多くの蒸気機関車を発表されており、カタログの表紙を飾ることも多いので、「鉄道模型=蒸気機関車」という方も多いのですね。
そんな人気の高い蒸気機関車ですが、先日久々に入荷した商品があります。
しかも蒸気機関車だけではなく、牽引する貨車も別商品ですが同時に発売されたので合わせてご購入される方が殆どです。
今回はKATOより先日発売された「デゴイチ」ことD51をNゲージと合わせてご紹介致します。

D51について

鉄道に詳しく無い方も「デゴイチ」という言葉は聞いたことがある位有名なD51。
何年か前にはD51から取り出された砂が合格祈願のお守りに、、というニュースでも紹介されていましたね。
鉄道模型でも何度も製品化、再生産されるほど人気は高く発売する度に多くのご注文をいただきます。
そのD51ですが歴史はかなり古く、開発が1935年に始まり1936年から製造が開始されました。
D51以前は「デコマル」ことD50が活躍しておりましたが、 1929年に始まった世界恐慌の影響で日本の鉄道輸送量は低下しD50以降の機関車の開発が停止されておりました。
景気が好転してからは新形の貨物用機関車が必要となり製造されたのがD51となります。
大量生産され各地で活躍したD51ですが、その数は1115両にもなり、 ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数で今でも破られていない車両数となります。

D51について

紹介するNゲージは、先日KATOから発売された酷寒地仕様の北海道形と呼ばれるD51となります。
車体は重厚感ある黒色で塗装され細部まで再現されております。
今回のD51は北海道で活躍した蒸気機関車なので、北海道ならではの切詰められたデフレクターと前面デッキ手スリ、ボイラー上部手スリ等も勿論再現されております。
車輪を見てみますとスポークが抜けているところまで細密に再現。
撮影した写真では設置しておりませんが、「320」「397」「467」「710」のナンバープレートが付属しておりますので、お好きなプレートを選ぶ事が出来ます。

D51について

このD51は実車ではセキ3000を牽引しておりました。
勿論セキ3000も同時に発売したのでこのように再現が出来ます。
セキ3000だけではなくヨ3500やワムなどをいれて楽しんではいかがでしょうか。
そしてこのD51、実際に貨車を50~60両を牽引し走行しておりました。
D51単体で50~60両の貨車を牽引するのはNゲージで再現しようとすると、全長3m以上になるので巨大なレイアウトで挑戦してみるのも、、

D51について

新幹線のように新型車両が発表されない蒸気機関車ですが、人気はまだまだ高く歴代の車両が製品化されております。
最近では海外の蒸気機関車もNゲージで発売されますが、やはり日本のお馴染みの蒸気機関車は手元に置きたいですよね。
蒸気機関車の製品化が発表される際には、貨車も同時に発表されますので合わせて購入することをおすすめします。
レイアウトが大きければ、実際に牽引していた数の貨車を再現してみるのも楽しいですよ。
殆どの蒸気機関車は引退し見れる機会といったらイベントくらいしかありません、、
何十年も前に引退してもなお製品化される蒸気機関車の歴史にこの機会にNゲージで触れてみてはいかがでしょうか。



今回ご紹介の関連商品はこちらから



D51 北海道形

「北海道形」と呼ばれる酷寒地仕様のD51です。

セキ3000 (石炭積載) 10両セット

石炭輸送に活躍したホッパー車です。

 

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