細部まで再現されている東横イン
鉄道模型を始めてみると、車両以上に建物や小物等レイアウトを作るうえで必要な商品があることに驚きます。
店舗や草木、小さな看板等、レイアウトで欠かせない商品が各メーカーより発売されており、こんなものまで?という商品もあります。
自分の作ったレイアウトを走らせ楽しむ際に、レイアウトをもっとリアルにしたい、、と思いますよね。
走らせる車両は実在した車両なので、建物も実際に存在するものを配置してより一層リアルな町並みにしたい方も多いと思います。
メーカーによっては付属している看板等のシールがどこかで見たことがあるパロディな名前のもありますが、やはりリアルさに欠けてしまう気が、、。
でも中には実在する店舗や建物をリアルに再現した商品も発売されております。
実在する建物が商品化されたというと、コンビニやガソリンスタンド、最近ではコメダ珈琲も製品化されましたね。
そのような通勤通学の際に見る町並みの中の建物をレイアウトに配置すればより一層リアルな町並みになります。
そこで今回はあのコメダ珈琲を製品化したグリーンマックスから、東横インが久々に再生産されたのでご紹介致します。
お馴染みのホテル「東横イン」。皆さんも旅行で利用した方もいるのではないでしょうか。
この商品は再生産となりますので、最初の発売時にも話題になったので覚えている方も多いと思います。
コメダ珈琲が商品化された時もニュースで話題になりましたが、当時もホビー関係のニュースではこの東横インが多く取り上げられていました。
東横インのストラクチャーというと、「東横イン」「東横INN」「東横INN(新ロゴ・壁面ロゴタイプ) 」と発売されておりますが、
今回紹介するのはグリーンマックスから発売されている品番2711東横インとなります。
箱から取り出してみると、Nゲージサイズなのですがいつも見ているストラクチャーより大きく感じます。
細かいパーツもなく、看板を取り付けるだけなので、すぐに設置できます。
サイズは、縦116mm×横158mm×高さ215mmと、あまりこのサイズのNゲージの建物はなくレイアウトに置いても目立ちますね。
箱から出して置いただけでもよく街で見る東横インそのままで、都会の街並みのレイアウトを作る際にこの建物があるだけで一層リアルになります。
このサイズでもしっかりと細部までリアルに再現されております。
まず正面玄関。建物の壁もリアルですがよく見ると「東横イン 駅前」の文字も印刷されております。
玄関前の2つの窪みには、付属の植裁部用芝シートが貼れます。
玄関の1階から少し上の階に視線を向けると、壁の色が異なりタイルの模様、窓のパーツまで実物通りに再現されております。
正面だけではなく側面には各階にベランダが設置されております。
ここまで壁の表面や窓枠といった細かな部分まで再現されたストラクチャーも中々ないですよね。
そしてお馴染みの最上部に設置してある「東横イン」の看板。
しっかりと4方向すべてに「東横イン」の文字が印刷され「toyoko-inn.com」の文字も勿論あります。
この「東横イン」の看板ですが、普段は見ることがない看板の内側、建物の屋上ともいうべきスペースも再現されております。
このNゲージサイズでも大きく見える東横インですが、思っていた以上に重量はなく、建物の中も何もありません。
窓ガラスがついているので、中に照明を設置するのも面白いかもしれませんね。
鉄道模型を楽しむにつれて、自分で作ったリアルな町並みを走らせてみたくなります。
難しそう、、と思いますが、今回紹介した東横インのようなリアルな商品が各メーカーから多数発売しております。
組み立ても必要なく、箱から取り出してあとは置くだけ、、という商品が大半です。
そして普段の生活で見たことがあるコンビニや店舗等も多く商品化されているので、知っている・利用している店を探して配置するのも楽しみの一つではないでしょうか。
知っている車両からNゲージに興味を持ち始めたように、知っている店舗からレイアウト作りを始めてみてはいかがでしょうか。
思っている以上に簡単にリアルな町並みがつくれますよ。