天賞堂(てんしょうどう)鉄道模型メーカーのご紹介
明治時代から東京銀座を拠点に時計や貴金属、模型の製造・販売を続けてきた天賞堂。
鉄道模型は他の取り扱い商品に比べると毛色が違いますが、天賞堂の主要な事業の一つとして今日まで手掛けられてきました。
>>天賞堂(てんしょうどう)の商品一覧はこちら140年の歴史を持つ天賞堂とは
世界大戦が起こるずっと前から事業を立ち上げ、140年の歴史を持つ歴史あるブランドとしていくつもの時代を生き延びてきたのが天賞堂です。
日本で初めてショーウィンドウを設置したり、品質保証制度を考案するなど様々な点において先駆けとなる存在となってきました。
東京の一等地である銀座に構える本店にはエンジェル像が設置されており、長きに渡って天賞堂のシンボルとなっています。
そんな天賞堂が最初に携わったのが時計・宝飾の販売で、その後時計や宝石の輸入販売など次々挑戦していき、古くから著名人も訪れるような名の知れた高級品店としての地位を確立していました。
今日に至るまでに恐慌による破産など辛辣な経験もしている天賞堂ですが、どんなときも移ろい変わる時代を先取りし多くの顧客との信頼を築いてきた実績があります。
そんな中で少し遅れて始まったのが70年の歴史を誇る鉄道模型の製造販売なのです。
天賞堂が手掛ける最高級鉄道模型
1940年代から始まった鉄道模型の販売事業ですが、そのきっかけは当時の社長の趣味が鉄道模型だったことです。
倉庫になっていた本店の2階を改装し、そこを鉄道模型の売り場としてスタートさせました。
最初はいくつかのモデルを1台またはごく少量の受注生産で販売を行っていましたが、後に本格的に生産できる体制にシフトしていきます。
長きに渡ってHOゲージに注力し真鍮製にこだわり続けてきた中で高い技術力を獲得してきた天賞堂は、鉄道模型業界の中でも最高級の商品をマーケットに出しています。
日本国内だけでなく世界中の鉄道模型マニアにとって天賞堂が手掛ける鉄道模型は憧れであり、一度手にしてしまうと他の鉄道模型では満足できなくなってしまうという声もあるのです。
中でも本物の鉄道のリアルなサウンドが味わえる「カンタム・システム」を搭載した車両が入手できるのは天賞堂だけであり、これまで以上に幅広い層を惹きつけています。
彼らの洗練された技術は博物館の展示模型作成にも求められ、技術力の高さが裏付けされています。
鉄道模型愛好家を続けていくなら、人生で一度は手にしてみたいブランドです。
>>天賞堂(てんしょうどう)の商品一覧はこちら