Popondetta(ポポンデッタ)鉄道模型メーカーのご紹介
名前を聞いただけでは鉄道模型店だとはわからない独特なネーミングのポポンデッタ。
他のメーカーに比べて珍しい経緯を経歴を持つお店ですが、鉄道模型ファンの間ではよく知られている専門店の一つです。
>>ポポンデッタの商品一覧はこちら鉄道模型店ポポンデッタが誕生した経緯
ポポンデッタは鉄道模型の専門店ですが、鉄道模型をよく知らない人からするとポポンデッタとはどういう意味なんだろうと疑問に思ってしまうかもしれません。
ポポンデッタは創業者が当時飼っていた熱帯魚からつけられており、鉄道模型がディープなマニア層以外にも広く受け入れられるように願ってあえて鉄道模型を感じさせないような名前にしたのだそうです。
かつての鉄道模型ファンと言えば、ファン層が限られており店舗にも入りにくいイメージがありましたが、気軽に家族や恋人を連れていけるような楽しいお店にしたいという思いがあり、その時一番元気に泳いでいたポポンデッタを由来として店名にしたのです。
創業者は子供の頃から鉄道が好きだったそうなのですが、会社員時代に中古の鉄道模型を入手しにくいことに気づいたことが事業を起こすきっかけでした。
手に入らないのなら自分で通信販売事業を起こしてしまおうと思い立ち、今となっては全国にいくつも店舗を展開しており、鉄道にちなんだ飲食店も提供しています。
ポポンデッタが厳しい鉄道模型業界で拡大できた理由
税理士業の傍らでスタートを切ったポポンデッタの鉄道模型販売。
巷では鉄道模型の専門店は店舗を増やして拡大していくことは非常に難しいというのが通説でした。
そんな中でポポンデッタが徹底的にこだわったのが店舗の雰囲気作りと潤沢な在庫の確保です。
当時の一般的な鉄道模型店では鉄道模型の知識や見識があるスタッフを置くことに重きがおかれる傾向にありました。
しかし、ポポンデッタでは幅広い層にアプローチすることを目指して明るい接客ができるスタッフを入れることも同じくらい重要視していました。
会社の採用情報のページからも、鉄道模型の敷居を低くして鉄道模型に馴染みのない方でも楽しめるような店舗づくりを目指していることが伺えます。
また、ポポンデッタでは潤沢な在庫をストックすることで顧客のニーズに応えられない機会損失をできる限り減らしてきました。
どの業界でも思うように商品が売れず在庫を大量に抱えることは避けたいものですが、ポポンデッタは各店舗同士で在庫状況を共有し合うことで、4か月分という豊富な在庫の確保を可能にしています。
こういった地道な取り組みが厳しい鉄道業界での店舗拡大を可能にしてきました。
ファンが喜ぶポポンデッタの工夫
近年では鉄道模型だけでなく、ポポンデッタをブランドとした様々なオリジナル商品までも展開していますが、ここまで拡大してこれたのには多くの人をファンにして離さない様々な工夫があるからです。
展開している多くのポポンデッタの店舗には、車両を走らせることができるコースを設置しており、自分で持ってきた車両やお店でレンタルした車両を走らせて楽しむことができるようになっています。
お客さんの中には引っ越しなどの事情で鉄道模型を置くスペースが確保できなくなり、趣味として続けることを断念せざるを得なくなった人もいます。
そういった方々がポポンデッタの店舗で鉄道をまた走らせることができるように、時間やお金をかけてコースのレイアウトを組んでいるのです。
また、店舗の出店先もショッピングセンターや駅のビルなど多くの人の目に触れやすい場所を選んで、家族連れでも入りやすくすることでより多くの人に鉄道模型の楽しさを伝える工夫をしています。
これまでの鉄道模型店の在り方を変えて、幅広い層に受け入れられているポポンデッタ。
創業者の鉄道の持つ楽しさを伝えたいという思いがつまった製品はいつの時代も手にする価値があります。
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