MODEMO(モデモ)鉄道模型メーカーのご紹介
モデモはハセガワというプラモデルメーカーが発売している鉄道模型のブランドです。
基本的に限定生産という形をとっており、すでに入手困難となっているモデルも多数ある人気メーカーの一つです。
>>モデモの商品一覧はこちらモデモを製造しているハセガワ
ハセガワはもともとは木製の模型メーカーだった「長谷川製作所」が前身となっており、1990年代まで鉄道模型事業には参入することはなく、プラモデル開発に尽力していました。
ブームにうまく乗っかりいくつも発売したプラモデルをヒットさせてきましたが、安定して人気を維持するために飛行機のプラモデル発売に着手しはじめます。
それがきっかけとなり、ハセガワといえば飛行機のプラモデルメーカーという印象を持たれるようになりました。
さらに海外に向けても飛行機のプラモデルを発売することで、より「飛行機のハセガワ」という印象を強めてきたのです。
もともと長谷川製作所という社名でしたが、ハセガワに変えることになったのは2000年に入ってからで、そのときには飛行機のプラモデルだけでなく様々なキャラクターのキットを商品化して発売するようになっていました。
キット化はメジャーな作品だけでなくマイナーなものまで幅広く手掛けていたため、ニッチなファンにとっては非常にありがたい供給源だったのです。
ハセガワの持つ鉄道模型ブランドMODEMO
プラモデル事業で成果を上げていたハセガワはゲームメーカーのハドソンから依頼を受けて、大人気ゲーム「桃太郎電鉄」の路面電車を制作することになりました。
これがハセガワにとって鉄道模型事業の参入のきっかけとなり、後に鉄道模型ファンにとってハセガワといえば路面電車という地位を確立することになります。
ブランド名はMODEMOとし、「Model」と「Locomotive」の二つを掛け合わせて作られたブランド名だと言われています。
ハセガワが制作した桃太郎電鉄の路面電車は瞬く間に人気になり、路面電車の製品がほとんどなかった鉄道模型業界のニーズを満たす存在となりました。
現在では主にNゲージの製品を発売しており、大手メーカーが製造しないような車両や路面電車を中心にモデル展開しています。
大手とはまた違った特色を持って展開しているMODEMO。
路面電車好きにはなくてはならないブランドであり、それを製造しているハセガワは大手とは一味違ったモデルを楽しませてくれる貴重なメーカーです。
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