カツミ鉄道模型メーカーのご紹介
令和3年に創立75周年を迎えた株式会社カツミは、創業以来、金属の鉄道模型の製造を主軸に事業を行ってきました。
一般のユーザーのみならず、博物館に展示する模型やジオラマなどの制作を手掛けており、非常に高いクオリティを誇っています。
>>カツミの商品一覧はこちら鉄道模型メーカーカツミが行ってきたこれまでの事業
戦後まもなくして事業を立ち上げたカツミは、老舗の鉄道模型メーカーとしてその歴史を歩んできました。
当時は東京都港区白金の地に拠点を置き、金属製の鉄道模型をメイン事業として企画から販売までを一貫して行っており、その需要は国内のみにとどまらず海外にも非常に多くありました。
アメリカ向けの製品に力を入れることで、カツミの作る精巧な模型が海外で高く評価されており、その作風は現在日本で作られている国内向け製品にも引き継がれてきました。
鉄道模型がKing of Hobbyと言われるほど大きな市場になっており、その中で大きく飛躍できた根底には実物の基本に沿って忠実に仕上げるというカツミのポリシーがあるのです。
これまで生産してきた旧式の製品も技術の高まりに応じてハイグレードなものにリニューアルしており、クオリティの高さでは他メーカーの中でも引けをとらない地位を確立してきました。
その技術力の高さを存分に活かして鉄道模型以外にも、建築や地形を再現した模型なども手掛けています。
カツミが取り扱っている鉄道模型
日本では多くのメーカーがNゲージに注力してきましたが、カツミは国内でももっとも多く16番ゲージの車両を製品化してきました。
他社では国鉄や電気機関車を16ゲージでモデル化しているのに対して、カツミはJRや私鉄を中心に製品化し、大勢のファンの供給源となってきたのです。
特に真鍮で製造された完成品は数万円以上もするものも多くあり、その分他では味わえない高いクオリティを誇っています。
近年では材料費や人件費、生産するロットが少なくなってきた影響が大きくなっており、製品自体の価格も高騰している傾向にあるのです。
カツミの製品はハンダ付けで制作する仕様になっており、ハンダ付け工作教室を開いたり、社員のハンダ付けの実演を公開する機会を作ったりと技術の普及には非常に力を入れています。
また、模型やキットの販売だけでなく、パノラマのレイアウトや展示用の制作も手掛けており、ユーザーの様々な要望に応えることができることも大きな特徴です。
高いクオリティを維持しながらニーズに合わせて個人にも企業にも、製品を提供することができる貴重なメーカーなのです。
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