D51 200と35系4000番台SLやまぐち号が入荷しました!
D51 200と35系4000番台SLやまぐち号が入荷しました!
2018年9月にKATOより特別企画品として販売された「D51 200+35系 SLやまぐち号 6両セット」。
当時まだNゲージを始めていなかった方、もしくはタイミング悪く手に入れられなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、約5年振りにKATOから「D51 200」そして「35系4000番台 SLやまぐち号」が入荷しました!
そこで早速、入荷したばかりの各車両についてご紹介したいと思います。
2017年11月に行われたSLやまぐち号を牽引した姿を再現した「D51 200」
まずはD51 200からチェックしていきましょう。
シリンダーやピストン棒、クロスヘッド、主連棒、連結棒などの下回りの部分。前へ進むための重要な部分ですが、蒸気機関車を手にすると、その機能性からくる無駄のない造形美に思わず見入ってしまいますね。
そして機関車といえば欠かせないのが石炭。十分に積まれ、石炭ひとつひとつの細やかなテクスチャーが再現された上部分はリアルに再現できているなぁと、思わず指先でなぞって確認してしまいました。
「D51 200」には、やまぐち号のヘッドマークはもちろんのこと、ナンバープレートは黒地と赤地の2種類で、選択式となっています。さらに重連用ナックルカプラー、交換用ナックルカプラー、重連用カプラーが付属されていますので、組み合わせて理想のD51 200に仕上げることができますよ。
SL全盛期の旧形客車を再現した35系4000番台 SLやまぐち号
続いては2017年に12系客車のSLやまぐち号と置き換わる形で運転を開始した「35系4000番台」をご紹介しますね。
車両の屋根部分に注目。クーラーが見えますよね?羽根をカバーする網目のところまで細やかに再現されています。 35系4000番台 SLやまぐち号は、見た目は蒸気機関車が活躍していた頃の旧形の客車そのものですが、こうして注意深く見てみると車両自体は最新技術や設備を盛り込んている面白い車両であることがよく分かりますね。
そんな中で、2号車と3号車の窓に一部、日よけで向こう側が見えない仕様になっていたんですが「しっかり再現されているなぁ」と、私、思わず見入ってしまいました。
というのも例えば、この3号車の日よけがおりている部分。実車では蒸気機関車の仕組みや歴史、さらには「SLやまぐち号」の過去のヘッドマークなど貴重な展示品も紹介するSLファンにはたまらない展示エリアとなっていることから、こうして外から見ると日よけがおりた状態になっているんですよね。
ちなみに、2号車には大型荷物を置けるスペースが設けられていることから、そのエリアも同様に木製の日よけが下りた状態になっています。
木製の鎧戸の仕様の日よけということで、このように筋を入れて、木製の独特の雰囲気が上手く再現されていると思いませんか?
さらに貫通路の方から覗いてみると、棚などもしっかりと再現されています。少ししか見えないところですが…さすがのクオリティです!
さて、「マイテ49」を模した1号車、そして「スハテ35」を模した5号車の車両の後尾部には展望デッキがありますが、当時のものと同じ寸法で作成されたというデッキ部分はもちろんのこと、柵まで、こちらも細やかに再現されています。
「走行中、風を感じながら自分の目の前を流れる風景が楽しめるスペースなんだろうなぁ」と想像すると、こうして手に持って眺めるだけで、ワクワクしてしまいます。
ちなみに35系4000番台 SLやまぐち号をおさめているブックケースにご注目。こちらは上部が空いていますので、今回同時に発売となった「D51 200」を一緒に収めることが可能です。ひとつにまとめて、スマートに収納できるところは嬉しいですね。
実は現在、SLやまぐち号の実車は炭水車の不具合のため、ディーゼル機関車が牽引するDLやまぐち号として運転しており、SLでの運転再開については決まり次第公式サイトで発表になるとのこと。
SLやまぐち号の復帰が待ち遠しいですが、今回ご紹介したこちらの商品をご自宅で走らせれば、SLやまぐち号の雄姿がいつでも楽しめますね。ぜひ、この機会に手に入れて、ご自宅で存分に楽しまれてはいかがでしょうか?
今回は、発売されたばかりのD51 200と35系4000番台 SLやまぐち号についてご紹介しました。
2017年に登場した35系4000番台。外見はSL全盛期に活躍していた旧形客車でありながらも、最新の技術を盛り込んだ新型車両という大変ユニークな車両です。