初の全面展望席 名鉄パノラマカー |鉄道模型 通販

 

初の全面展望席 名鉄パノラマカー

2025年04月23日

パノラマカーについて

普段生活していると、町中を走る車両や通勤通学で利用する車両など多くの車両を見ております。
鉄道模型を始めると、そんな普段見る車両の模型を見つけると嬉しいものです。
普段利用していた車両の模型を偶然見つけそこから鉄道模型を始めハマったという方も中にはいるのではないでしょうか。
当店のサイトでは私鉄が鉄道会社別に分けられているので、地元の車両のページはやっぱり気になりますよね。
普段使っている車両以外にも、もう引退した懐かしい車両などが多数発売されており「この車両よく使っていた」と当時を思い出します。
当店だと名古屋なので、名鉄の車両がやはり気になり新製品の発表にあると嬉しく思います。
そこで今回は地元名古屋ではお馴染みの名鉄より、引退しても根強い人気の車両「パノラマカー」を倉庫で見つけたのでご紹介致します。

パノラマカーについて

名鉄というとミュースカイや2200系が現在も活躍しており東海地方では通勤通学でお馴染みの車両となっております。
ただ名鉄というとやはり思い浮かぶのは「パノラマカー」「パノラマDX」ですよね。
以前「パノラマDX」は紹介致しましたが、名鉄というとあの赤い車体のイメージが強いので今回は「パノラマカー」を紹介致します。
「パノラマカー」の愛称で親しまれている車両。正式には名鉄7000系電車で1961年から2009年まで運用された車両となります。
今では運転台が2階にある車両もありそれほど珍しくは無いですが、当時は日本初の運転台を2階に設置した上で最前部に展望席を設けた車両という事で話題になりました。
運行開始の翌年には鉄道友の会より第5回ブルーリボン賞受賞、名鉄を代表する車両になり「名鉄不朽の名車」と言われるほどの車両となっております。
ブルーリボン賞受賞、鉄道雑誌の「鉄道ファン」創刊号の表紙を飾り多くの人に愛されてきたパノラマカーですが、 1988年には新型特急車両パノラマスーパーの登場、2005年1月の空港線開通という時代の流れで2009年度内に全廃が発表されました。
現在では舞木検査場と中京競馬場に静態保存されているので、イベント等で見に行った方もいるのではないでしょうか。

パノラマカーについて

パノラマカーについて

Nゲージを見ていきますと細部までリアルに再現されております。
先頭車両のモ7000。パノラマカーといえばこの展望車ですよね。
日本初運転台を2階に設置し、最前部まで客室となっております。
2階に設置された運転台ですが、中の階段からではなく車体側面のステップを使い中に入ります。
もちろんこの側面に設置されたステップも再現されております。

パノラマカーについて

先頭車両以外の客車もこのようになっております。
実はこのパノラマカー当初の車体の色は赤ではなく濃い緑色の予定でした。
そのまま濃い緑色になっていたら、また違うイメージの名鉄が出来上がっていたかもしれません。

パノラマカーについて

運用開始されたのが1961年、2009年に引退というと実車を見たことが無い東海地方の方でもいると思います。
このように地元で長年愛されてきた車両だけど生まれたときには既に引退していた、、という車両も多いのではないでしょうか。
本当なら実車を近くで見たいところですが引退してしまった車両はどうすることも出来ません。
そういう車両こそ鉄道模型で発売されておりますので、是非手にとって見て下さい。
資料やテレビでしか見たことがない車両なら、尚更模型で細かいところまで確認出来ますよ。
今回紹介したのは東海地方でお馴染みのパノラマカー名鉄7000系でしたが、皆さんの地元にもこのように愛されてきた車両があるはずです。
この機会に昔を思い出して、地元で活躍してきた車両を探してみませんか。



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