伊豆急行について
伊豆急行株式会社は東急グループに属し「伊豆急」とも略される私鉄の一つです。
1959年4月に伊東下田電気鉄道株式会社として設立され、1961年2月に現在の伊豆急行株式会社に変更されました。
2012年4月には伊豆急ホールディングスの子会社となしました。
別荘地を走るためグリーン車を保有しロイヤルボックスを連結していました。
2012年2月には伊豆地域の観光素材PRの一環として「オモシロ駅長」を募集し旅客との交流を深めています。
最近ではコラボ企画に力をいれており、地元を舞台にしたアニメのキャラクターのラッピング電車の運行がありました。
2012年6月に登場キャラクターがオモシロ駅長に就任し登場キャラクターのアナウンス、キャラクターのラッピングを施した「アルファ・リゾート21」が運行されました。
伊豆急行が保有する車両で有名なのが「リゾート21」の愛称で親しまれている伊豆急行2100系電車です。
1985年に運転が開始され先頭車に展望席が設置され、景色を見やすくするための工夫が座席配列に見られます。
観光地を運行するため車両の海側と山側ではデザインが異なり、海側は展望を考慮した大型の連続窓が設置してあり、
山側は当時日本の車両ではほとんど採用されていなかったベクワラットタイプとなります。
観光客の利用を見込み豪華な設備を売りとし86年には鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。
カラーリングについても海側では赤帯、山側では青帯が斜めに塗装されており左右非対称のデザインとなります。
リゾート21の他に伊豆急行はスターダストルーフのロイヤルボックスを連結したリゾート21EX、1993年7月にはアルファ・リゾート21が運行開始されました。
2016年11月にはアルファリゾート21を大幅に改造し、「美しさ、煌めく旅」をキャッチフレーズとした豪華観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の発表がありました。
THE ROYAL EXPRESSには食堂車、厨房車、乗客用のラウンジがあり、また3号車をマルチスペースカーとし、
イベントスペース・ミュージアムスペースとしても使用でき列車を貸切り結婚式や展覧会としての利用も出来ます。
車両のデザインを、JR九州のななつ星in九州や九州新幹線をデザインした水戸岡鋭治氏が行い、2017年7月に横浜~伊豆急下田駅間で運行が開始されました。
青を基調としたデザインで先頭車両と側面には金色の冠が施されロイヤルの名前にふさわしいデザインとなっております。