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阪神電車について

2018年1月25日

阪神電車 鉄道模型

阪神電気鉄道株式会社は「阪神電車」または「阪神電鉄」と呼ばれている大阪と神戸を結ぶ大手私鉄です。
摂津電気鉄道株式会社として設立され同年7月に阪神電気鉄道株式会社に改称しました。
1905年(明治38年)4月に神戸(三宮) 大阪(出入橋)間の営業を開始は日本で最も古くプロ野球球団「阪神タイガース」の親会社でもあります。。
大阪と神戸という大都市を結ぶということは日本におけるインターアーバン(都市間電気鉄道)の先駆けになりました。
1920年には本線に並行して、阪神急行電鉄(阪急)が神戸本線を開業しました。
またそのころから阪神電気鉄道株式会社は大阪 - 神戸間の多頻度運転を進めることになり「待たずに乗れる阪神電車」として知れ渡ることになります。

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阪神電車の車両はかつてグループにに武庫川車両工業(今の阪神車両メンテナンス)があった関係で、現在の車両の大多数が武庫川車両工業製となります。
急行車両は長く採用されて来た朱色とクリームの車体塗装から赤胴車、普通は同じように青とクリームの車体塗装から青胴車、 もしくは高加速・高減速性能ゆえに初期車両に付いた愛称からジェットカーとよばれています。
技術面については一般的な前面貫通型・3扉であるのに対し早期における軽量高性能車・高減加速車の開発、電機子チョッパ制御の実用化、冷房化の推進などがありますが、
VVVFインバータ制御の導入は遅く1995年の5500系で導入され、これは大手私鉄では最も遅いものとなります。
戦前から車内放送装置を全車両に設置していましたが、これは保有している車両数が少ないことが有利に働いたものとなります。

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旧性能車時代は車体長さ・幅とも小さめであり現在でいう小型車とよばれる車両が使われておりました。
正面の尾灯が左右段違いに付いており貫通扉が二枚折りのガラス戸であるなど特徴的なデザインでした。
新性能車の導入にあわせ現在では大型化され近隣の京阪、阪急、山陽に類似した全長19m級3扉車となります。
地方鉄道法による免許の交付を受けるまでの車両は側面の窓の下部に保護棒がありましたが、
そのような車両はすでにほとんど廃車となってしまい現在残っている車両は残り僅かとなっております。
ステンレス車体の採用についてはこれまでに4回あったが、開業から現在に至るまでアルミニウム合金製の車両は導入されておりません。
車体外側にある車両番号は独特の縦長ゴシック体が使われています。この表記は阪神電車の車両の大半を製造していた武庫川車両が製造したえちぜん鉄道の車体等の車両にも用いられています。

阪神電車 Nゲージ鉄道模型

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