ユニオン・パシフィック鉄道 UP FEF-3 蒸気機関車
鉄道模型の醍醐味は人それぞれ、お一人お一人、各々お持ちのことでしょう。
テーマを決めて走らせるも良し、夢のコラボレーションをさせるも良し、色々と楽しみ方はあります。
夢のコラボレーションのひとつとして他国の電車とお手持ちの鉄道模型とを走らせてみる、なんていうのはいかがでしょうか?
今回はそんな夢のコラボレーションを叶えるユニオン・パシフィック鉄道 UP FEF-3 蒸気機関車について取り上げてみたいと思います。
ユニオン・パシフィック鉄道について
ユニオン・パシフィック鉄道は、歴史が長く、1862年に設立されたアメリカ合衆国最大規模の鉄道会社です。
鉄道の線路網はアメリカの西部から中部の多くをカバーしこの規模はアメリカ国内での展開する鉄道で最大のものとなります。
1862年の太平洋鉄道法)を受けて7月に法人化され、南北戦争時にはアメリカ人労働者から技術を学んでいたアイルランド人労働者の手によって北アメリカ最初の大陸横断鉄道が構築されました。
1872年、 クレジット・モビリエ社のスキャンダルに巻き込まれ倒産し「ユニオン・パシフィック・レールウェイ」と名前を改め更生しましたが、1893年に再度倒産。
1897年に会社名を「ユニオン・パシフィック・レールロード」に戻し再発足しています。
UP FEF-3 蒸気機関車 #844
UP FEF-3 蒸気機関車はユニオン・パシフィック鉄道のFEFシリーズとして登場しました。
FEFシリーズ機関車には、今日生き残る番号#844が動態保存機として活躍する旅客用大型蒸気機関車があります。844は北太平洋で最も古い機関車の1つであり、北米のクラスI鉄道で引退したことのない唯一の蒸気機関車です。
外観は、日本の蒸気機関車や電車にはない、独特の力強さがあります。
映画のワンシーンを彷彿とさせる姿は、観る人を古き良き時代のアメリカへ誘うこと間違いなしです。
今尚走る古き良きアメリカの蒸気機関車
現在も動態保存機として活躍する、UPの旅客用大形蒸気機関車のFEF-3。迫力のアメリカ形蒸気機関車の新製品。旅客用として有する直径2030mmの高速走行用の大動輪。その迫力を引き立てるロッド類と共に的確に再現をしています。
UP FEF-3 蒸気機関車 #844と、かつてのアメリカの一級鉄道の一つ、ミルウォーキー・ロードのFP7A・F7B、ハイアワッサ号と並走するのも古き良きアメリカへトリップ出来そうです。
ハイアワッサ号の特徴的なエンブレムを美しく再現。
同時発売の「FP7A+F7B ミルウォーキーロード」と合わせて往年のハイアワッサ号をNゲージの世界でお楽しみいただけます。
日本の車両、アメリカとヨーロッパのコラボレーションもドリームコラボレーションです。
見比べて走らせてみるのも、楽しそうですね。
時間を忘れて見入ってしまいそうです。
ヨーロッパの車両もアメリカの電車とは違う迫力があります
平成6年(1994)11月に「ユーロスター」は、英仏海峡トンネルのユーロトンネル開通を持ってロンドン〜パリ間を3時間、ロンドン〜ブリュッセル間を2時間40分で最高速度300kmで結んでいます。当形式は、TGVをベースにフランス、ベルギー、イギリスの3か国共同開発の車両です。
楽しみ方は、それぞれ違って尚楽しいのが鉄道模型の醍醐味です。
どんどん楽しい鉄道模型・ジオラマを作り上げていきましょう!