【鉄道模型入門】STEAMで深まる Nゲージ赤い電車キットのご紹介
- 「鉄道模型には興味があるけど初期投資が厳しい」
- 「子どもに鉄道模型の楽しさを伝えたい」
- 「そもそも鉄道模型ってどういう仕組みなの?」
あなたはこのように思ったことはありませんか?
そこでご紹介するのはKATOから発売されている
「STEAMで深まる Nゲージ赤い電車キット」です。
赤い電車キットは新宿のホビーセンターカトー東京店に保存されている「京急デハ268」を組み立てていく商品になります。
接着剤要らずで組み立てることができ、同梱のブックレットを読みながら組み立てることで、KATOの鉄道模型の構造やライトが光ったり車両が走ったりする仕組みを理解することもできます。
そして、鉄道模型初心者がより鉄道模型の楽しさ・奥深さを知るきっかけになれるように誕生した入門キットなのです。
「STEAMで深まる」とは?
学校の教材としても扱えるようにと、KATOが打ち出した「STEAMで深まる」シリーズです。
STEAMとは
- Science(サイエンス) : 科学
- Technology(テクノロジー) : 技術
- Engineering(エンジニアリング) : 工学
- Art(アート) : 芸術
- Mathematics(マスマティクス) : 数学
それぞれの頭文字を取った言葉で、子どもが今後のIT社会に順応できるように作られた教育システムのことです。
「勉強」と聞くと苦手意識を持ってしまいますが、遊び感覚で楽しみながら覚えることで自然と身に付くことはとても多いのです。
赤い電車キットでも、
- 鉄道模型の基本
- 手で組み立てる体験
- 電気が流れる仕組み
- メンテナンスの必要性
これらを科学・技術・工学・芸術・数学の5つの要素が含まれていることを楽しみながら学ぶことができます。
これは子どもだけではなく、昔勉強が苦手だった私たちにも気付きをくれる非常に刺激のある商品になっています。
開封してみよう
取扱説明書の他に赤いブックレットがあり、こちらで鉄道模型の仕組みを「STEAM」各要素を交えて学ぶことができます。
パーツ数は少ないですが、ブリスターパックで綺麗に梱包されたパーツを見るとワクワクが増してきますね。
小さいパーツもあるので無くさないように注意して取り出してみましょう。
照明を点灯させるために別途9Vの電池が1個必要です。
組み立ててみよう
床下にカプラーセットを前後に取り付けます。
床下の丸い突起と、台車の丸い穴部分を合わせてはめ込みます。
床下の矢印がある方に集電シューを差し込みます。
曲がりやすいのでゆっくりと奥まで差し込みましょう。
床下パーツから出ている4本の棒に溝があるので、基盤を上からゆっくり押しはめ込みます。
このとき、室内灯ユニットから出ている2本の金属パーツが、集電シューの外側位置になっていることを確認しましょう。
集電シューと室内灯ユニットの金属部分がうまく接触していないと通電しません。
照明板の向きに注意して、取り付けます。
このとき、室内灯ユニットの白いLEDパーツと照明板の端をできるだけ近づけます。
LEDの光が照明板の中で反射し拡散することで車両全体を照らす仕組みのため、照明板に多くの光を照射する必要があるためです。
ボディを取り付けます。
ボディの出っ張りと床下の窪みをはめ込むように差し込みます。
その後、ボディと床下をはめ込みます。
パンタグラフの取り付けです。
凹凸をあわせてはめ込みます。
細かいパーツなので破損には注意しましょう。
ジャンパ栓はカッターやニッパーで取り外し、ピンセットなどで差し込みます。
小さいパーツなので紛失に注意しましょう。
室内灯をつけてみよう
まず、直線レールのユニジョイナーを外しましょう。
青いユニジョイナーはずしの凹面が外側になるようにはめ込み、 四隅の四角を道床とユニジョイナーの爪の間にスライドさせます。
てこの原理でユニジョイナーはずしを手前に起こすように回転させ、ユニジョイナーを引き抜く。
このユニジョイナーはずしはNゲージをより楽しむときにも使えるアイテムなので付属してくれるのは嬉しいですね。
ソケット先端のユニジョイナー2つを取り付け、9V電池をソケットに取り付けましょう。
いよいよ通電です!
レールの上に車両を載せると室内灯が点灯しました!
照明を落とすとこのように見えます。
LEDから照射された光が照明板を伝って全体に光を届けているのが確認できますね。
室内灯だけではなくヘッドライトも点灯しているのを確認できます。
また、車両の向きを変えることでテールライトが点灯します。
収納とメンテナンス
完成品は収納にも対応した透明トレーによって埃から守りながら保管可能です。
また実際の車両と同じく、長持ちさせるためにはレールや車輪のメンテナンスも必要になることも学ぶことができます。
メンテナンスをすることでみんなが快適に利用できるように支えてくれる方たちがいることも実感させてくれる、教材としても素晴らしい商品ですね。
いかがでしたでしょうか。
KATOでは珍しい組立式の鉄道模型ですが、自分の手で組み立てて理解を深めていくことで鉄道模型の良さを知ることができる大好評の商品となっています。
赤い電車キットはディスプレイ専用のため走らせることはできないのですが、これをきっかけに鉄道模型の世界にのめり込むことで次回は走る模型で楽しんでみてはいかがでしょうか!
今回ご紹介の商品はこちらから
ホビーセンターカトー東京に実車が保存されている「京急 デハ268」のNゲージキットの組立と室内灯取付・点灯が楽しめるキットです。
Nゲージ鉄道模型の構造や電気の仕組みなどを学べます。
電源用9V電池が別途必要です。
(対象年齢
8歳以上)