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鉄コレの「立山黒部貫光トローリーバス」
鉄コレの「立山黒部貫光トローリーバス」
みなさんはトロリーバスをご存じでしょうか?
「トロリー」とは集電装置のことで、道路上空に張られた架線(架空電車線)から取った電気を動力として走るバスのことを「トロリーバス」と言います。
日本では唯一トロリーバスとして立山黒部アルペンルートで活躍しています。
立山黒部アルペンルートとは標高3000m級の北アルプスを貫く日本を代表する山岳観光ルートのひとつです。
立山黒部アルペンルートの自然を守るトロリーバス
トロリーバスの最大の特徴と言えば、ガソリンや石炭などの化石燃料ではなく「電力で走る」ということがあげられます。
排出ガスによる公害が全くなく、CO2の総排出量が少なく、自然に配慮したエネルギー源を利用しています。
見た目はバスだけど鉄道?トロリーバス
トロリーバスとは日本の法律では無軌条電車(むきじょうでんしゃ)=「レールがない電車」のことを差します。
このため、見た目はバスなのに鉄道の一種に分類されるのです。
このため、トミーテックから発売されている「立山黒部貫光トロリーバス 8000型」も「バスコレクション」からの発売ではなく、「鉄道コレクション」からの発売となっている訳です。
かなり特殊で変わった乗り物ですね。
普通のバスと同じようにタイヤで走行して運転操作も普通のバス同様にハンドルを使用して運転をします。屋根に集電装置(トロリー)が付いていて、架線から電気をもらって走行している以外はバスとほぼ変わらない、と言えます。
上記、下記写真は上からドイツ、ロシア、ハンガリーのトロリーバスです。
現在でも人々の足となり活躍をしています。
日本のトロリーバスは道路交通法の規制は受けるものの、公道を走る車両であっても道路運送車両法の規制は受けることはありません。従って陸運局(当時)への登録、自賠責保険および車検などは不要で(自動車としての)ナンバープレートも付いていないのも特徴です。
立山黒部アルペンルートに習う
山などのストラクチャーを作成するのは初心者には難しいでのですが、挑戦してみるのも面白いと思います。
頭の中の記憶を探ったり、北アルプスの写真を見ながら、ジオラマ作成をするのは難しいと思いますが、雰囲気を出す練習になったり四季の表現の勉強になったりします。
下記のシーナリープラスターは加工性に優れ、山や川、畑などさまざまなシーナリーの造形製作に適していますのでおすすめです。
ダムも制作対象としてみるなら水の表現も必要になってきます。
表現に適しているのはKATO(カトー)「ディープウォーター」、水底の表現として「水底カラー」がおすすめです。
ストラクチャーを配したらバスを組み込んでいきましょう。
色鮮やかなバスが美しい山の情景にアクセントとして映えます。