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観光特急 サフィール踊り子
観光特急 サフィール踊り子
全国各地様々な観光列車が運行されており旅行などで乗車したことが有る方も多いと思います。
その土地に由来したマークや車体の塗装等、調べていくと意外な発見がありより一層楽しい旅行となりますよね。
更に旅先で乗車した・見た車両がNゲージで発売されていると嬉しくなりませんか?
旅先の思い出が有る車両を自分の作ったレイアウトで走らせるのも鉄道模型の楽しみ方の一つです。
Nゲージで蒸気機関車や新幹線の種類は確かに多いです。ただニュースで話題の観光列車も発表が早く多くのご注文を頂いております。
ニュースで話題になった車両のNゲージというと、、皆さんは3年前に発売された観光列車を覚えていますか?
実車は2020年の3月に運行開始しNゲージでも直ぐに商品化が発表された「E261系「サフィール踊り子」」です。
この車両の人気は高く発売後直ぐに完売し長い間メーカー欠品でしたが、品番は変更となりましたが、久々に「サフィール踊り子」が発売されました。
今回は久々に発売した「サフィール踊り子」をNゲージとともにどのような車両なのかご紹介致します。
「サフィール踊り子」は2020年3月14日のダイヤ改正より運転を開始した首都圏と伊豆方面を結ぶ観光特急列車です。
「サフィール踊り子」が運行する以前は、Nゲージでも何度も製品化している「スーパービュー踊り子」が運行されておりました。
1990年4月から2020年の約10年間「スーパービュー踊り子」が運行していましたが、車両の老朽化のため2020年3月13日で引退、
3月14日から後継にあたる車両として「サフィール踊り子」が運行開始しました。
「サフィール」と聞き慣れない言葉ですが、これはサファイアを意味するフランス語で、「青く美しい伊豆の海と空」をイメージしています。
その言葉通り車体の色合いもまさに「伊豆の海と空」。
外装色の紺碧色は「伊豆の海と空」、白色は「伊豆の砂浜が太陽の光を受けて金色に輝く様子」、
グレーは「溶岩地形である城ヶ崎海岸の黒々とした岩石」をイメージしております。
そのデザインは2021年に鉄道友の会選定のローレル賞を受賞しています。
そのような特徴的なデザインもNゲージでは細部までリアルに再現されておりますので、KATOから発売された「サフィール踊り子」を見ていきましょう。
伊豆急下田方の先頭車クロE260形、東京方の先頭車クロE260形。
やはりこの「サフィール踊り子」といえば今までに見ないこの特徴的な先頭車両ですよね。
先頭車は東京方は定員24名・伊豆急下田方は定員20名のプレミアムグリーン車となっております。
Nゲージでも勿論ヘッドライト/テールライト標準装備、前照灯・標識灯はLED点灯となっております。
そして運転席付近の側面にはしっかりと「サフィール踊り子」のロゴも再現されております。
プレミアムグリーン車の先頭車は勿論ですが、先頭車以外で気になるのはやはり4号車 サシE261-1ですよね。
4号車のカフェテリアは完全予約制となっており、オープンキッチン、車販コーナー等があるので相模湾の景色を眺めながら楽しめます。
この4号車もNゲージでは勿論再現されており、車内で特徴的なテーブルランプ・壁面下部照明を再現しております。
外装は勿論実車と同じく側面にサフィール踊り子のロゴが大きく描かれています。
尚、この車両が付属しているのは先頭車が入っている基本セットではない増結セットになりますのでご注意を。
運行開始から約4年経ちましたが未だに人気は高く、今回の再生産を待っていた方も多いと思います。
車両の中にある「観光列車」は乗車するのは勿論楽しいですが、お値段が、、とか行き先が、、等簡単に直ぐに乗車出来るものではないですよね。
今回紹介した「サフィール踊り子」は全車グリーン車なので簡単には乗れません、、。
でも、Nゲージでしたら、そのような簡単には乗れないという車両でも自分のレイアウトを走らせるという楽しみ方が出来ます。
乗ったことが有る方は観光列車の楽しみ方の一つとして旅先で乗った車両の模型を記念に持ってみるのもありかもしれませんね。
今回紹介した「サフィール踊り子」に乗車したことの有る方は、記念に模型を一つ、まだ乗車したことが無いという方にはご自分のレイアウトで、
乗るだけでは無くNゲージでも楽しめる観光列車をお手元に置いてみませんか。