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SLが走行している大井川鐵道
SLが走行している大井川鐵道
大井川鐵道は静岡県を南北に縦断しており、旧東海道の宿場町・金谷駅から南アルプスの玄関口・井川駅までをつなぐ鉄道路線のことです。
大井川鐵道は「大井川鉄道」や「大鉄」と書かれることも多いです。
更にほぼ毎日SLが走行しているのは日本の中でもこの「大井川鐵道」だけです。
この大井川鐵道は金谷駅~千頭駅間を走る「大井川本線」と千頭駅~井川駅間を走る「井川線」の2つの路線から成り立っています。
ちなみになぜ「鉄」ではなく「鐵」を使っているのかというと、「金を失う」と書く【鉄】を嫌ったためだと言われています。
魅力は鉄道やSLだけに限らず、四季によって違った景色(家山の桜、徳山の桜、寸又峡の紅葉など)や日本一短いトンネルとして有名な「地名のトンネル」秘境駅として知られている「奥大井湖上駅」もあるので楽しむ要素がたくさんあります。
蒸気機関車(SL)とは??
あまりSLを知らない方のためにご説明しておくと、SLとは「蒸気機関車」のことを指しており「Steam Locomotive(スチーム・ロコモーティブ)」の頭文字を取ってSLと呼ばれています。
その名前の通り蒸気を動力源ちしている機関車のことですが蒸気機関車が動く仕組みは以下の流れです。
①まずは炭を火室で燃やしたら、、ボイラーの水を沸騰させ蒸気を作ります。
②①で作った蒸気を蒸気溜めに貯めてから、配管で加熱して、シリンダーに送ります。
③蒸気の圧力でピストンを動かせます。
④ピストンの動きを主連棒・連結棒で動輪に伝え、動輪を回転させます。
1900年初期~中期では主流の列車でしたが現在は少なくなってしまいましたが、まだSLが健在な場所が大井川鐵道にもあるんです!
ここでは一部ですが、大井川鐵道以外でも乗ることができる蒸気機関車を紹介します。レトロな客車の内装や、SLならではの迫力や車窓から見える景色など是非楽しんで下さい。
山口県・島根県:SLやまぐち号(JR西日本・山口線)
新潟県~福島県:SLばんえつ物語(JR東日本・信越本線、磐越西線)
熊本県:SL人吉(JR九州・鹿児島本線、肥薩線)
北海道:SL冬の湿原号(JR北海道・釧網本線)
埼玉県:SLパレオエクスプレス(秩父鉄道・秩父本線)
大井川鐵道にはあの「トーマス」がやってくる?!?
大井川鐵道といえばSLを思い浮かべる人もいらっしゃると思いますが、もしかしたら既に知っている人は大井川鐵道といえば「トーマス」と答える人が多くいらっしゃると思います。
トーマスとは「機関車トーマス」のことですよ!
SLで有名な大井川鐵道に、トーマス号が登場したのは2014年の事です。当時新金谷駅~千頭駅の37.2キロを期間限定で走っていました。この時の乗客数は55日間で6万人になったとされています。
同年の7月~10月の間に112本が運転され、約5万6000人が乗客し、2015年には赤い車体の「ジェームス」も加わり、200本の運行で約10万5000人が乗客をしました。
数字だけを見るととても輝かしい大井川鐵道ですが、東日本大震災以降、廃業の危機に直面しています。
震災後は3期連続で赤字を計上しましたが、その危機を救ったのが「トーマス」だったんです。
また2018年12月にはクリスマス仕様のトーマスとジェームスをに加えて、新金谷駅~千頭駅までの37.2kmを走りました。
ちなみに機関車のキャラクターだけではなくて、バスのキャラクターの「バーディー」や特殊消防車の「フリン」なども会場で会うことができます。
正直お子さんがいらっしゃる方は是非一度トーマスに会いに行ってあげて欲しいです!
そして思ったよりも実物のクォリティーの高さに驚くと思います。
いかがだったでしょうか??
トーマスの話にまた戻ってしまうのですが、このトーマスに乗車するには乗車チケットが必要でコチラは予約制となっているので、いきなりトーマスに会いに行っても会うことはできるかも知れませんが乗車することができないので公式HPをチェックしてくださいね!
途中トーマスの話ばかりになってしまいましたが、大井川鐵道には他にも魅力が勿論あります。
SLの外観や内装を見ることも当然ですが、社内ではお弁当が売られもいるので思い出にもピッタリです。
そして実はSL以外にも普通の電車も走行しているのですが、車両や駅舎がとてもレトロな状態で残っているので、とてものんびりした空気を味わうことができます。
大人から子供まで楽しめると思いますので、静岡県に行く際は是非足を運んでみてください!!
大井川鐵道は静岡県の金谷~井川間を結ぶ鉄道会社です
きかんしゃトーマス号はC11-227号機をベースとして登場し2014年より期間限定で新金谷~千頭間にて運行しております
「きかんしゃトーマス」の意匠をまとった蒸気機関車C11形227号機と「アニー」、「クララベル」に合わせてオレンジ色に塗り替えられた客車(スハフ42+オハ47)です。
2014年夏は土日を中心に新金谷〜千頭間を1日1往復し、SLファンや鉄道ファン間で高い人気を博しました。
大井川鐵道3000系は1995年譲受された車両で、2014年2月に惜しまれつつ引退しています。
動力ユニットはTM-06R、走行用パーツセットはTT-04R、パンタグラフはPT4811N 0258を推奨しています。