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鉄道模型の歴史に触れてみよう

 

鉄道模型の歴史に触れてみよう

2021年03月25日
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鉄道模型の歴史に触れてみよう

鉄道模型で楽しんでいますでしょうか??

鉄道模型を始められたキッカケは人それぞれ異なると思います。

そして鉄道模型をやっていると、その歴史に触れる機会もあると思います。

現に鉄道模型の博物館や展示会などが開かれたりしているので、それに足を運べば鉄道模型の歴史に少しだけでも触れる機会があります。 今回はそんな鉄道模型の歴史についてお話していきます。

少しお堅いお話かもしれませんが気軽に見てくれたら嬉しいです。

鉄道模型の概要

鉄道模型の概要

鉄道模型について簡単にお話をしていこうと思います。

鉄道模型と実際の鉄道路線の違いは鉄道模型の多くの軌道のカーブが単心曲線ですが、実際の鉄道路線ではカーブの前後に緩和曲線を挿入してある場合が多いです。 給電方法などに違いもあったりします。

昔はブリキ製の玩具との境界は曖昧でしたが、徐々に決められた縮尺・軌間によって車両やレイアウトやジオラマを製作して走行させて鉄道の情景を楽しむための規格が作られていきました。 プラモデルや置物などのような走行不能な列車模型も、鉄道模型とは区別されています。

鉄道模型の特殊な点として、鉄道模型は線路上を走行させる物であるため、車両と軌間が常に対となっています。

鉄道模型とは??

鉄道模型の歴史

鉄道模型の歴史

鉄道模型は本物の鉄道を建設する際の宣伝品として 19 世紀初頭のイギリスで開発されました。 その後の1853年ロシアのプチャーチン来航時や、1854年ペリー来航時に、役人の前で模型蒸気機関車の走行を実演したのが日本における鉄道模型の始まりであると言われています。

1891年にドイツのメルクリン社がそれまでばらばらであった車輪幅に対して統一的な規格を制定し、 1922年にイギリスのビング社がそれまで主流であったOゲージの半分の大きさであるOOゲージを開発しました。

その後にこのゲージはHOゲージと改称され現在でも海外においては主流ゲージとなっています。

日本においては『子供の科学』にて「本間清人」が50mmゲージを、『科学画報』において香西健が35mmゲージをそれぞれ提唱し日本産のゲージも多く開発されていました。

1965年に関水金属(KATO)によってプラスチック製車輌や線路が発売され、日本製のNゲージが省スペースで鉄道模型を楽しむことができる規格として出回るようになりました。 その後日本型Nゲージに対して、外国型 Nゲージが多数出回っていた状況でしたが、1974年にトミー(現タカラトミー)が「トミーナインスケール」というブランドで日本型車輌の製品化を開始し、 1976年には「TOMIX」ブランドの展開を始めています。

1975年以降にはホビーショップMAX(現:グリーンマックス)、エンドウなどのメーカーがNゲージに新規参入していました。

多くの愛好家が待ち望んでいたNゲージの日本型車輌が大量に産み出されたのを受けて、1970 年代後半には「Nゲージブーム」が起こることになります。

しかし1983年のファミリーコンピューターの登場など娯楽の対象が増えたことによって80年代中盤には終焉を迎えることとなり、撤退するメーカーも多くありました。 1990年代になっても鉄道模型は縮減傾向にあり、多くの鉄道模型売り場のが廃業・閉鎖されていきます。

しかし2000年代に入ってから小型玩具ブームの波に便乗して、バンダイの「Bトレインショーティー」やトミーテックの「鉄道コレクション」などコンビニや量販店で安価で購入できるタイプの製品が多く出回ります。 更に一般のNゲージも大型家電量販店が鉄道模型の取り扱いを始めたり、鉄道模型を扱ったインターネットショップも多くなるなど模型の購入ルートにも変化が起こり始めます。

またマイクロエースなどに刺激を受けた関水金属(KATO)、トミー(TOMIX)、グリーンマックスなども商品を強化し、2000年代半ばから再びNゲージ市場が力を伸ばすようになります。

して現在もNゲージ市場は堅調な伸びを示してします。

鉄道模型の発祥

またまだ深い鉄道模型の歴史

いかがだったでしょうか??

今回お話したお話は基本的には日本国内だけのお話なのでなるべく簡単にお話をしてみました。

鉄道模型の歴史は日本だけではなくて、海外での話も本当は入ってくるのですがやはり日本人としては馴染みがある国内の話のほうが退屈しないと思いました。

また機会があれば海外も含めたお話ができればいいと思っています。

鉄道模型の雑学として鉄道模型仲間にお話してあげてください。

深い鉄道模型の歴史



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