- 鉄道模型の情報
- TOMIX ワイドレール用築堤を導入する
TOMIX ワイドレール用築堤を導入する
TOMIX ワイドレール用築堤を導入する
現実でもよく目にすることの多い築堤をご存知でしょうか?
築堤とは土を盛った上に線路を敷いた土構造物のことです。
多くは田畑の中を通るように作られたり、高さを保ったまま谷や河川を越えるように設置されたりしています。
それだけでなく道路や他の線路との立体交差を行うための築堤もよく目にしますね。
築堤では周りの風景よりも線路や車両が高い位置にあるため、より車両を目立たせて走らせることができます。
今回TOMIXからはこの築堤構築用パーツが発売され、様々なパーツと組み合わせることでお好みのシーンが再現できます。
Nゲージ鉄道模型レイアウトやジオラマだけでなく、フロアレイアウトにも最適な商品ですので、ぜひ組み込んでみてください。
すぐに組み立て可能なパーツで構成
今回使用するワイドレール用築堤セットはどなたでもすぐに組み立てて使用することができます。
ワイドレール用とあるように、通常のTOMIXレールでは使用できませんのでご注意ください。
これを機にワイドレールの鉄道模型ジオラマやレイアウトを製作してみるのも楽しいですよ。
ワイドレール用築堤セットの大きさや高さ
ワイドレール用築堤セットは築堤1個の長さが140mmとなっており、TOMIXのストレートレールS140と同じです。
築堤1段とPC水平橋脚P4は対応したレールをセットした際に同じ高さとなります。
また築堤2段にした場合は以前から発売しているPC水平橋脚55mm(P10)と同じ高さになります。
築堤をさらに追加し、3段以上にした場合はTOMIXから発売している橋脚とは高さが合わなくなりますのでご注意ください。
鉄橋を組み合わせて簡単に設置可能
ワイドレール用築堤セットは単線にも複線にも対応していますので、トラス鉄橋も単線、複線どちらも使用できます。
カチッと繋げるだけの簡単設置ですので、すぐに築堤を組み込んだ鉄道模型ジオラマ、レイアウトが構築できます。
2段重ねた場合は十分な高さを保てますので、トラス鉄橋の下に河川を作ったり、谷のジオラマを作ることもできます。
他にはワイドPCレールとの組み合わせによる効果も高く、多くのシーンを再現することが可能です。
以下に様々なワイドレール用築堤セットの組み合わせ方をご紹介致しますので、気に入った組み合わせがあればぜひ試してみてください。
築堤配置を変化させ、立体交差を作る
ワイドPCレールを使用すれば築堤配置を少し変化させるだけで特殊な立体交差を楽しむことができます。
高架線と地上戦をそれぞれカーブで曲げることでX状に交わらせ、築堤を組み合わせるとリアリティーが絶大なものになります。
築堤から線路を右や左に移動させたいときや、築堤と鋭角に交差させたいときに非常に有効です。
築堤の向きを変えてオーバーパス
築堤の向きを変えることで非電化路線の上をまたぐように迫力ある立体交差を作ることもできます。
手前を走る非電化路線は下り勾配で高架を接触することなく通過できる高さに調整します。
こうして高さを合わせることで地上との交差だけではなく、高架同士での立体交差も可能としています。
ちなみに非電化路線だけでなく電化路線とも交差させたい場合は橋脚なしのベースだけの高度まで下げることで下を走らせることができます。
複線コンクリート橋と組み合わせる
ワイドPCレールが基本となっている「複線コンクリート橋」を使えば、築堤と統一感のある橋梁シチュエーションを再現可能です。
築堤のコンクリート製の橋台を合わさることでリアルな情景を楽しむことができます。
現実においては比較的新しい線路で見ることができる光景ですね。
道路として設置する
「築堤」は、ワイドレールに合わせた造りになっているため、トミーテックから発売しているバスコレ走行システムの道路も置くことができます。
レールと道路を並べて設置することで築堤上を並走する鉄道路線が再現できます。
バスコレは自動走行システムを組み込むこともできますので、電車やバスが賑やかに走る鉄道模型ジオラマ、レイアウトを作ることができます。
それだけでなく築堤を道路だけにすることや、高速道路を再現することも可能です。