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ジオラマパーツを彩色したい人必見!おすすめカラーキットとリアルな岩を表現できる「ヒョウ柄技法」

 

ジオラマパーツを彩色したい人必見!おすすめカラーキットとリアルな岩を表現できる「ヒョウ柄技法」

2022年8月19日
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石こうで岩を作りたいならこれ一択!大手鉄道模型メーカーのシリコンモールド

ジオラマで自然を構築する上で欠かせない「岩」のジオラマパーツ。
その「岩」のジオラマパーツに個性を与える事ができるのが岩の彩色です。

無機質な岩だったりそれとは逆のこけ蒸した岩だったり、
実際にある岩と同じようにそれぞれの個性を与えることができ、自分好みの岩を作ることができるので、ジオラマ構築の幅が一気に広がります。

今回は、その「岩」のジオラマパーツの彩色と彩色する上でのおすすめアイテムを紹介いたします!

 

これ一つで彩色用品はすべてOK!おすすめキットを紹介

彩色する上で塗料、ブラシ、パレットを揃えないといけないので、買い揃えるのがとても億劫ですよね...

しかしこれらをすべて揃えたとても便利なカラーキットがあるんです!

それがこのジオラマリキッドカラーキット(8色ミニボトル)

ジオラマリキッドカラーキット

 

大手鉄道模型メーカー「KATO」から販売されている彩色キットで、箱から取り出してみるとこんな感じ。

ジオラマリキッドカラーキット

8種類の塗料スポンジブラシが付属しています。
塗料とスポンジブラシを収納している下の容器はパレットとして使うこともできます。

この商品だけで塗料、ブラシ、パレットこの商品ですべてまかなえることができました!

カラーはそれぞれ「ホワイト」「コンクリート」「ストーングレー」「スレートグレー」「ブラック」「ローアンバー」「バーントアンバー」「イエロー」となっています。

これらのカラーから主調色(支配的な一色)二次色(個々の色)を決めていきます。

 

それぞれの主調色と二次色の推奨カラー・希釈比率は下記の通り↓

二次色(個々の色)の希釈比率は、
リキッド:水=1:16で希釈していきます。
おすすめカラー
ブラック、バーントアンバー、コンクリート、
ストーングレー、ホワイト、イエロー

主調色(支配的な一色)の希釈比率は、
リキッド:水=1:32で希釈していきます。
おすすめカラー
ローアンバー、ストーングレー、ブラック


 

選んだ塗料 今回は主調色の「ローアンバー」。単調色の「コンクリート」、「ストーングレー」をチョイスしました。

それでは実際に塗料を希釈していきます。塗料はよく振ってから投入していきます。

 

希釈 実際に希釈してみるとこんな感じ。

最初はしっかりとしたカラーのイメージがあったのですが、意外とマイルドなイメージです。

ここからどのように岩の色彩を表現できるのかとても楽しみです。

 

リアルな岩を再現できる「ヒョウ柄技法」

今回は岩の彩色をする上で欠かせない技法。「ヒョウ柄技法」で岩の彩色を行っていきます。
このヒョウ柄技法。名前だけ聞くと難しそうに感じますが、実はとても簡単なんです!その上かなりリアルな彩色表現が可能です。

それでは早速彩色をしていきましょう!

彩色1 まずは二次色の明るい色から塗っていきます。
今回だと「コンクリート」が該当しますね。

スポンジブラシで点を打つ感じで彩色していきましょう。(点を打つような感じで彩色するためヒョウ柄技法と呼ばれます。)

この要領で全体の1/3を点で埋めます。
その後ブラシを水洗いしましょう。


彩色後1 彩色後はこちら。

色が薄いためわかりにくいかもしれませんが、少し岩の面影が見えてきました。



彩色2 「コンクリート」の次に明るい二次色を同じように塗っていきます。
今回だと「ストーングレー」のカラーですね。

この時点でも1/3程度は石こうの白を残す感じで塗っていきます。
そしてブラシを洗います。



彩色後2 彩色後はこちら、少しつけすぎてしまった感はありますね...
しかし若干、岩肌に生える苔のような面影も見えてきました。

打った点から塗料が流れてしまうことがありますがそれが逆に良い味を醸し出しています。

次は主調色を塗っていくのですが、どのようになるのか非常に楽しみです。


彩色3 次に主調色を塗っていきます。
主張色は単調色とは違い全体の色をまとめるように岩全体を点状に塗っていきます。

自然に流れるようにし岩のごつごつした部分にしっかり色をつけていきます。



彩色後3 彩色後はこちら
主調色を塗る前と塗ったあとでは大違いですね。
一気にリアルな岩のようになりました。

ここから乾燥させていきます。

 

そして乾燥させた後の石こうがこちら!

完成 色を塗る前と比べ、非常にリアルな岩に生まれ変わることができました!

凸凹部分に入り込み乾いた塗料がとてもリアルな岩の表面を再現しており、実際にありそうな岩です。

実際にこのジオラマパーツを使ってジオラマを作るのが楽しみですね!

自分が作ったということもあり、非常に愛着が持てます。


さらにバージョンアップさせるなら

さらにバージョンアップさせたいならこのシーニックセメントがおすすめ!

シーニックセメント

彩色したジオラマパーツにこのシーニックセメントを全体的に塗り、再度乾燥させた後、主調色を塗ることで
岩肌のエッジ、凹凸をより強調させることができます。

シーニックセメントは樹木や芝生などの保護にも大きく役立つアイテムになりますので、ジオラマ構築における必需品となります。
興味のある方は是非手に取ってみてください!

 

このカラーキット本当におすすめです!

ジオラマパーツの彩色をする際、このカラーキットは本当に使いやすかったです。
私自身、ジオラマパーツの彩色をするのは初めてだったのですが、何の問題もなくスムーズに彩色することができました。
特にヒョウ柄技法と付属のスポンジブラシが非常に相性が良く、とても塗りやすかったです。

様々な色のパターンを試して自分好みのオリジナルのジオラマパーツを作ってみるのも面白いかもしれませんね!
今回は3種類の塗料を組み合わせて彩色を行いましたが、組み合わせる数に制限は無いため、様々なパターンが試せそうです。

塗料の収納スペースがなかったため、パレットを使用せず彩色をしましたが、実際に使えばもっと効率良く彩色ができ様々な色のパターンを試すことができそうです。

このキットだけで、彩色に必要な物を揃えることができたので初心者の方にはもちろん、様々な色の表現ができるので、自分で彩色して自分のイメージ通りのジオラマを構築したいという方にもおすすめです。

商品はこちら


ジオラマリキッドカラーキット

ジオラマリキッドカラーキット(8色ミニボトル)

8種類のカラーがあり、自分好みの組み合わせで彩色することができます。
塗料だけではなくこのキットだけで、ブラシ、パレットが揃うため、非常におすすめの商品です。






シーニックセメント

シーニックセメント

今回は彩色後のジオラマパーツをバージョンアップさせるアイテムとして紹介させていただきましたが、樹木や芝生のジオラマパーツの保護をするときに大活躍するアイテムです。
色の変化も少なく、ダマになりにくいため使用感も非常に良いジオラマ構築の必需品となります。