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BトレインショーティーのNゲージ化
BトレインショーティーのNゲージ化
Bトレインショーティーとはバンダイから発売されている鉄道模型です。
Nゲージ商品と大きく違う点として車両の長さが短く、デフォルメされているのが特徴です。
しかしながら、車両の細かい造形や、リアリティーはNゲージにも負けませんので、
コンパクトで扱いやすいシリーズといえるでしょう。
そんなBトレインショーティーですが、キットを完成させただけでは動力がなく、また車輪も金属製ではないので、
Nゲージ用のレールに走らせることができません。
BトレインショーティーはバンダイやKATOから出ている動力ユニットや、交換用台車を使用する事で
Nゲージ化し、レールを走らせることができます。
ここではBトレインショーティーへの動力ユニット、交換台車の取り付け方をご紹介いたします。
今回はKATOから出ている動力ユニットと交換台車を使用してみます。
BトレインショーティーのNゲージ化に必要なもの
Bトレインショーティー用の動力ユニットはバンダイとKATOから発売されており、 バンダイの製品であれば、とくに苦も無くBトレインに取り付け可能ですが、KATOの動力ユニットを使用する場合には 多少の改造が必要となります。

Bトレインショーティーは、リアリティーはそのままに、 長さをショートカットしたモデルです。
■メーカー:バンダイ
■品番:778451 他

プラモデルのパーツカットに欠かせない精密ニッパーの刃先をより薄く、シャープになっています。
■メーカー:タミヤ
■品番:74035

スケールモデルやミニ四駆などの製作に欠かせない、プラスチック専用ニッパーです。
■メーカー:タミヤ
■品番:74093

Bトレインショーティーの動力化に最適の、ショートホイールベースでボギー台車を装備した小形車両用の動力ユニットです。
■メーカー:KATO
■品番:11-107

Bトレインショーティーの動力化に最適の台車。小形車両用にリアルにデフォルメされております。
■メーカー:KATO
■品番:11-097

今回は使用しませんがこちらのBトレ専用動力ユニットなら車両の改造等必要なく装着できます。
■メーカー:バンダイ
■品番:703682
先頭車にKATO動力ユニットを取り付ける
1.
使用するのはKATOの小型車両動力ユニット、小型車両用台車です。どちらもBトレインショーティーに対応しています。

2.
まずはBトレ車両のシャーシと、カプラーを取り外しましょう。先頭車はBトレ付属のシャーシは必要なくなります。

3.
次に正面パーツと、後ろ側の妻板を取り外します。指し込み部分が折れないよう注意してください。

4.
ここで重要なのが、Bトレインショーティー用のカプラーを取り付けるポール部分の切り落としです。 これがあることで動力ユニットとの干渉がおきますので必ず切り落としましょう。

5.
今度は動力ユニット側の不要部分切り落としです。同じく通常のままでは干渉しますので不要な床部分を切り落とします。

6.
先頭車にスカートが付いている場合は床部分の他にカプラーも切り落とします。

7.
不要部分を切り落としたら車体に取り付けてみましょう。

8.
取り付けてみましたが、どうもスカートにまだ干渉する部分があるようです。 これでは走行時に上手く進まない可能性がありますね。

9.
取り付けてみて干渉する箇所を見つけた場合はさらに不要部分を切り落としましょう。 スカート付きの車両でない場合はここまでの切り落としは必要ないはずです。

10.
上手く取り付けることができました!
これで先頭車の動力車化は完了です。

中間車にKATO台車を取り付ける
1.
次は中間車のNゲージ化です。中間車には交換台車を使用します。

まずは先頭車と同じようにポール部分を切り落としましょう。

3.
ここからは先頭車とは違う作業になります。 シャーシを取り外したら床下パーツから台車のみを外しましょう。ここに交換用台車を取り付けます。

4.
床下パーツへの取り付け規格は同じですから難なくはめ込めるはずです。

台車を交換した新シャーシを取り付けたら完成です! 先頭車に比べると切り落とす作業も少ないので簡単ですね。

6.
これでNゲージ用レールの走行が可能となりました。
カプラーは動力ユニットと台車付属のアーノルドカプラーになっていますので、他の車両との連結も簡単です。
