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【新商品】485系初期形 6両基本セットのご紹介
【新商品】485系初期形 6両基本セットのご紹介
今回は1月末に新発売したKATO製「485系初期形 6両基本セット」をご紹介いたします。
485系初期形は昭和43年(1968)~平成23年(2011)まで運行していた車両で、全盛期は北海道~九州まで四国を除く全国で活躍し、
現在では国鉄特急電車の代名詞とも呼ばれることが多いことから昔も今もこの車両のファンが多いことが分かりますね。
読者の方の中には「懐かしい!」「乗ったこともある!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな古き良き車両の新商品がどんなものか、早速開封してを見ていきましょう!
セット内容
箱を開けると車両本体が6両(クハ~)、取扱説明書、行先表示・号車番号シール、文字版のトレインマーク、アンテナパーツが付属しています。
行先表示シールの組み合わせでトレインマークの組み合わせで思い出の車両を再現してみてはいかがでしょうか。
クハ481-106
外見で最も特徴的なのは自動車のボンネットのような形をした可愛らしいシルエットとカラーリングです。
ボンネットスタイルと言われるこの珍しい形状に初期型だけの特別感がありますね。
ヘッドライト、トレインマークが点灯した姿がこちらです。
ライトが光ると列車としての表情が見られてテンションあがりますね!
これらを点灯させるために追加で何かを取り付ける必要はありません!
商品に元から備わっているので、通電しているレールに乗せるだけでパッと光ってくれるところがNゲージ初心者にも嬉しい設計となっています。
では、このライトはどのように光っているのか気になりますよね。では開けて中を見てみましょうか。
「え?! 開けても大丈夫? 元に戻せるの?」と不安に思う方がいるかもしれませんがご安心ください。実は内側もカスタマイズできるようにボディも簡単に取り外すことができるんです!
左の画像がボディを取り外し先頭を拡大した様子です。
2本のLEDライトが飛び出ており、レールを流れる電流が車輪を伝わりLEDライトに伝わることで点灯する仕組みになっています。
そして、ボディの裏側を見るとLEDライトに合わせて凹みができています。
見えにくいのですが、凹み部分には反射板が取り付けられており、
LEDライトからの光が照射・反射することでヘッドライトとトレインマークまで光が届きそれぞれが点灯するという仕組みになっています。
このような構造を見るのはとても面白いですね。
サロ481-36
サロの「ロ」はグリーン車を指しますので、実車と同じようにグリーン車のマークと文字までも細かくプリントされています。
サシ481-25
中間車ではありますが、回送運転のためにヘッドライトと運転窓が設けられた簡易運転室も再現されています。
運転台までは再現されていませんが、ボディは細部まで作られているのが分かります。
もう1つの特徴としてこの車両は食堂車というところにあります。
サシの「シ」は食堂車という意味です。
食堂車は私たちが普段乗るような車両とは異なる特別なつくりになっていますので、先ほどと同様に開けて確認してみましょう。
こちらがボディを開けた様子です。
実車と同じ形の調理室と食堂40席が再現されています。席数まで再現されているなんてスゴいですね!
向かい合った席で食事を楽しみながら景色を眺めることのできるのは食堂車ならではの特別な空間ですよね。
ミニチュアフィギュアを置いて当時の賑わいを再現してみたくなりますが、簡易的に作られているためそこまでのカスタマイズは難しいようです。
ただ、外から窓越しに見ても食堂車の構造が分かるくらいこだわりを持って作られているのが分かりますね。
モハ484-74
モハ484の両パンタグラフ間に通された特別高圧線、それを支える特別高圧ガイシの列など、 複雑な屋上機器に交直両用電車らしさが再現された見事な造形で、機械好きには堪らないものがあります!
モハ485-74
初期型ならではのキノコ型クーラーの形状も再現されています。
上から見ることの多いNゲージでは特に、現在走っている車両との違いが目立つので屋根の造形も注目ポイントですね。
クハ481-115
クハ481-106と同様、ヘッド/テールライトとヘッドマークが点灯する仕様になっており、 先頭車両の場合は緑色・最後部車両では赤色に点灯と実際の電車のように切り替わる仕様になっています。
485系初期形 6両基本セットをご紹介しました。
現在では実際に乗ることはできなくなってしまいましたが、
子どもの頃に乗りたいと思い焦がれた方・乗ったことのある思い出のある方も、
485系初期形を鉄道模型として再び走らせて想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介の商品はこちらから
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